本校では多くの専門的科目があります。主なものを紹介します。

商業科・情報処理科ともに1年生で学び、検定試験合格も目指す科目です。
「簿記」って「帳簿に記録する」と書きますよね。
商店や会社などの企業は、商品を仕入れたり、販売したり、また、広告宣伝を行ったり、従業員に給料を支払ったり・・・などなど、実にさまざまな活動を行っています。「簿記」とは、このような活動について一定のルールに従って帳簿に、記録したり、計算したり、整理したりする技術のことを言います。この記録がきちんと行われていないと、いったいいくら儲かったのか、また、どのくらい財産を持っているのかがわからなくなってしまいます。
だから、各会社には必ず「経理」を担当する事務の方がいます。また、その会社がきちんと経理を行っているか調べたり、アドバイスを行ったりする方もいます。簿記を学習すると、経理を担当する事務職や公認会計士、税理士という道が開けます。

商業科・情報処理科ともに、１年生で必ず学習する科目です。商業で学習するすべての基礎基本がこの科目につまっており、３年間商業を学ぶためのベースとなる科目です。
まず、はじめに商業を学ぶ目的は何か、そしてどのような態度で学習していけばよいのかについてガイダンスを行います。中学校を卒業して、商業科目を学習するのは誰でもはじめは不安になりますが、この科目できっちり学習の仕方や商業の学習分野について説明がありますので安心です。
その後は企業は何を目的に活動するのかという経営のことや、経済生活と経済の仕組みのこと、また商品の売買取引の方法や、代金の計算の仕方、社会にはどんなビジネスがあるかなど・・・とにかくすべての商業科目における基本科目です！！

情報処理科３年生で学ぶ科目です。今やコンピュータなしでは現代社会は成り立ちません。商品売買はもちろんのこと、銀行、交通、医療などさまざまな分野でコンピュータが使われています。どの企業で当たり前のようにコンピュータが使われている今、コンピュータやネットワークについて詳しい知識・技術を持っている人材が求められています。コンピュータの活用方法をよく分からない人に使い方を教えてあげたり、プログラムを作って仕事の効率を良くしてあげたりしたら格好いいですよね。
このプログラミングではプログラムの作り方を中心に学習し、システム開発の基礎を身につけ、情報処理技術者試験という国家資格の取得を目指します。あなたも高校生での国家試験合格を目指してみませんか？